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汚泥削減で守る私達の地球環境

■はじめに

美しい地球の自然を破壊してやろうなどと思う人間は、おそらく一人もいないであろう。
しかし、悲しい事に人間はいまや生きているだけで自然を破壊してしまっている。
たとえば日々の生活で私たちは、水洗トイレを使い、風呂の水を流し、洗濯機で衣服を洗い、台所では食器を洗う。
4人家族が出す生活排水量は、1日で500mLのペットボトル約2千本にもなる。
日本の下水処理場から排出される汚泥は、年間に東京ドーム345杯分という莫大な量に達している。
生活排水は流してしまえば目の前から消えてしまうこともあって、これらの問題に対する人々の意識は決して高くない。
では、流した水はいったいどこへ行くのだろうか。
下水処理場に送られ、浄化処理を行い「水」と「汚泥」に分離されるのである。
浄化された「水」は再利用できるから良いとして、問題は「汚泥」の方である。
この「汚泥」が地球環境破壊の一因となっている事は、残念ながらほとんど知られていない。

■なぜ汚泥(おでい)は発生するのか

汚れた水をきれいにするとは、汚水に含まれる水(H20)以外の不純物を取り除くということである。
水に溶け込んでいる汚れを除去する方法として、広く生物処理(バイオ処理)法が用いられている。
生物処理は、微生物の酵素による反応を利用して水の汚れを分離する方法で、簡単に言えば水中の汚れが微生物のエサとなり、これを微生物が食べることで水と不純物を分離する。
この生物処理で分離された水(H2O)以外の部分が「汚泥」であり、この場合の汚泥は微生物とその死骸・代謝物などである。
水をきれいにするためには微生物の働きが欠かせない、しかしその副産物として水をきれいにすればするほど大量の汚泥が発生するのである。


■汚泥による地球環境破壊

下水処理場にて汚水は「水」と「汚泥」に分離され、浄化された水は自然に帰される。
一方「汚泥」はどのように処理されているかというと、水分を85%以下にして埋め立て処分している。国土の狭い日本では、いつか捨てる場所もなくなるということで、燃やして灰にしたりしている。信じ難い話だが、いまだに海に捨てたりしている国もある。
しかし、いずれの方法も地球の環境破壊につながる。埋めた汚泥は雨に打たれて地下水に浸透するし、化石燃料を使って燃やせば大量のCO2が発生する。海に捨てれば、海洋環境を汚染するのは明らかである。このような処理を行うためには莫大なコストがかかるので、なかには不法投棄する業者も出てくる。
快適な生活と引き換えに発生したこれらの問題は、長い年月放置され続けてきたというのに問題の存在さえ知らずに生活している人は今でも多い。世界に目を向ければ、これから近代化が進む国も多数あり、地球規模で汚泥による環境破壊問題が深刻化するだろう。何もせずに放置していたら、いつの日か地球の美しい自然は汚泥の山にかわってしまうだろう。


■アムコンの取り組み

アムコンは地球規模で進行している汚泥による地球環境破壊問題の解決に向けた取り組みを積極的に進めている。
1996年には業界に先駆けて小規模下水道施設向けに「生物乾燥機デルコンポ」を発売。
デルコンポは地域で発生する汚泥は地域でリサイクルし、汚泥の地域循環を構築するという思想を具現化した製品である。
簡単に言えば、今まで産業廃棄物として処分していた汚泥を肥料に変える装置である。
市町村の小規模下水にデルコンポを導入すれば、今まで産業廃棄物として埋め立て・焼却処分していた汚泥が肥料になる。
これによって「埋め立て処分による地下水汚染なし」「焼却処分による多量の二酸化炭素排出なし」と、地球環境にやさしい汚泥リサイクルが可能となった。
この肥料を使って野菜を栽培している農家の男性は言う。
「この肥料で栽培すると子供の頃に食べた野菜の味がする、これが本当の野菜の味だ。」
地域の農家の方にも喜ばれ、地球環境にもやさしい。
アムコンは地球環境を守る側の人間として今後もこんな製品を作り続けていきたい。
今、ひとりひとりの倫理感を行動に移さなければならない。
是非とも一度、我々にご相談頂きたい。

 

 
 
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