船舶の飲料水水質検査で“安全と信頼”をサポート

ご依頼の背景

船舶の飲用水タンクに積み込まれた水の水質検査についてご相談をいただきました。
お客様は船舶管理業務を行っており、船舶に備え付けられた飲料水が水質基準を満たしているか確認する必要がありました。
併せて、英文での検査報告書を希望されていました。

ご要望と検査内容

船舶では、国や船種（貨物船・コンテナ船・客船など）、運航方法などにより、飲料水の検査方法、採水条件、検査頻度などが国際基準やその国の法令・ガイドラインにより異なる場合があります。
採水から大腸菌検査までに許される時間制限が定められていたり、厳密な条件が指定されることもあります。
当社では、このような条件を正確に確認しながら、最適な検査方法を採用し、検査を実施しました。

また、船舶関連の検査では、検査結果報告書を英語表記する必要があります。
そのため、当社では報告書の翻訳内容や専門用語の表記に誤りがないか、複数人でのダブルチェック体制を整えています。
また、港への入港から出港までの限られた時間の中で検査を完了するため、スケジュール調整にも柔軟に対応することで、お客様に安心してご依頼いただくことができました。

検査結果

検査の結果、飲料水はすべて基準値内であり、安心して船員の皆様が利用できる状態であることが確認されました。

当社では、検査担当者がヒアリングから報告書作成まで一貫で対応し、スムーズで確実な検査を実施しています。
さらに、国際的な対応が求められるお客様に向けて、英文報告書の発行にも対応。
海外の船主・管理会社・認証機関への提出にも安心してご利用いただけます。