フィリピン・セブ市での実証事業を契機に公共下水処理場・民間工場へ導入が拡大
フィリピン 下水処理場 様
- 汚泥脱水機
- 下水処理場
- 運転管理工数削減
- 作業環境改善
- フィリピン 下水処理場 様
導入の背景
セブ市では、当時、公共下水道の整備が十分に進んでおらず、多くの家庭や事業所でセプティックタンク(腐敗槽)が利用されていました。セプティックタンクから引き抜かれた汚泥(セプテイジ)は適切に処理されないケースもあり、水環境や衛生環境の改善が課題となっていました。 こうした課題の解決に向け、アムコンは、横浜市が推進するY-PORT事業などを通じて構築した現地ネットワークを活用し、JICA中小企業海外展開支援事業においてセブ市で汚泥脱水機ヴァルート™の実証事業を実施しました。
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高効率の汚泥脱水装置で、フィリピンの汚泥処理に貢献!! | Y-PORT
実証事業の成果
セブ市での実証では、セプティックタンクから引き抜かれた汚泥を効率よく脱水できることや、目詰まりしにくく安定した運転が可能であることを確認しました。

実証成果はフィリピン公共事業・道路省(DPWH)から高く評価され、フィリピンで初めて公共下水処理場への導入につながりました。
公共下水処理場への導入
実証事業を契機として、バギオ市下水処理場およびタルラック市の汚泥処理施設へヴァルートが採用されました。
バギオ市下水処理場では、従来約2か月を要していた自然乾燥による汚泥処理を機械脱水へ切り替えたことで、処理期間を大幅に短縮。また、汚泥の長期保管が不要となり、悪臭やハエの発生が低減するなど、場内の衛生環境改善にも貢献しています。

フィリピン市場への展開
公共下水処理場での導入実績を契機に、食品・飲料製造業、畜産業・食肉加工業、化学品製造業、電子部品製造業、自動車部品製造業、ホテルなど、さまざまな業種・施設への導入が進みました。
公共下水処理場で培った実績は、フィリピン国内におけるヴァルート™の認知度向上と信頼獲得につながり、民間工場への採用拡大を後押ししています。
現在では多様な業種の排水処理設備に採用され、水環境の改善に加えて省エネルギー性と維持管理性が評価されています。