ヴァルートデュオ™で排水処理工程を省略！維持管理負担の軽減に成功！

Tequila Campo Azul様は、伝統的なテキーラ生産方法を重んじつつ、現代の技術を取り入れ、高品質なテキーラを提供しているメキシコのハリスコ州にある会社です。
ハリスコ州はテキーラの原料となるアガベの栽培に最適な気候と土壌条件を持っているため、テキーラの生産地として有名です。

導入前の課題

お客様はこれまで汚泥脱水機を使用せず、生産工程から発生する蒸留かす排水に薬品を添加して凝集沈殿させたうえで、バキュームで引き抜き、処理をしていました。
しかし、生産量の増加に伴い、この方法では処理が追いつかず、処理方法の見直しが課題となっていました。

アムコンの解決策

通常、排水処理フローは「原水 → 排水処理（汚泥発生）→ 凝集沈殿槽 → 貯留槽 → 脱水機」という工程が一般的です。
しかし今回は、従来の排水処理工程を経ずに、原水をそのままヴァルートデュオ™で脱水する“原水処理”をご提案いたしました。この処理が可能であった理由として、製造工程由来の繊維状物（18%）が多く含まれていたことにあります。従来機では対応が難しかったこのような原水に対しても、繊維質を多く含む汚泥でも安定した脱水が可能というヴァルートデュオ™の特長が活かされ、お客様の課題解決に貢献しました。

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導入後の効果

• バキューム車による汚泥の引き抜き回数が減り、処理コストが大幅に削減されました。
• これまで作業員が行っていた、原水を凝集沈殿槽へ運ぶ作業が不要となり、人手による作業負担が軽減されました。
• 操作盤のタッチパネル画面から汚泥や高分子凝集剤の流量、機械の稼働状況を簡単に確認できる点についても、お客様から高く評価されています。

今回のような事例だけではなく、ヴァルートデュオ™の活用には多くの可能性があります。
もし汚泥脱水や排水処理でお困りの場合はぜひご相談ください！